2010.11/08 [Mon]
万城目学さんの創作秘話?
関西大学で行なわれた
読書教養講座 公開授業のレポです

公開授業ということで
半数ぐらいは学生さん
残りの半数が一般人といった感じでした
まず教授のお話で
この講座の前に受講学生に
最近読んで一番良かった本と
その理由を聞いたところ
ベストスリーは
湊かなえ、村上春樹、東野圭吾
だったそうです
そして読んだ理由は
「映画を観たから」というのが
多かったんだって
それを聞いて
最近の学生さんはあまり本を
読まないのだなあ、と思いました
それについて
教授が万城目さんに尋ねたところ
万城目さんは湊かなえさんの「告白」は
読んだそうです
そしてその感想は
「これで死なんやろ」
だって
続いて万城目さんが
創作についての貴重なお話を
いろいろ語って下さいました
万城目さんの作品は
鹿が喋ったり、鬼が出てきたり
ちょっと不思議で
でもそれが違和感なくてリアリティがあって
エンターティンメントとして面白いのですが
それは面白いことを書こうとして書いているわけではなく
万城目さんは関西出身なので
面白くないことを言っている時の
周りの空気に耐えられない、というところから始まって
ちんたらした文章で
読んでもらえるとは思えないという
そういう“恐怖”みたいなところから書いているそうです
「鴨川ホルモー」は京都
「鹿男あをによし」は奈良
「プリンセス・トヨトミ」は大阪
と関西を舞台にした作品が多いのですが
関西弁は読み言葉としては読みづらく
関西弁で書くと面白くないので
基本的に
関西弁では書かないようにしているそうです
関西弁で書くのなら面白い場面より
切ない場面の方が適しているとも
おっしゃってました
鴨川ホルモーは映画化
鹿男あをによしはドラマ化されていて
どちらも鑑賞して
それぞれ面白かったけれど
やはり私は原作の本の方が良かったです
「鴨川ホルモー」は
大学のサークル内での
ひとりのもてる女の子をめぐる
醜い男のいざこざを書きたかった、
というのを聞いて、驚きました!
なんか、そんな小さな世界の物語ではなく
陰陽師とか歴史とか鬼とか出てくる
馬鹿馬鹿しいながらも
意外と壮大なエンターティンメントだったので!
「鴨川ホルモー」
まだ未読で興味持った人はぜひ
読むか、DVDを観てみて!
「ホルモー」という
謎の競技を4つの大学が行なう、という話なのですが
その4つの大学は
京大、立命館、京都産業大学、龍谷大学で
その4つの大学になったのには
深い意味は全くなくて
東西南北に位置する大学から
グーグルマップで選んだだけだと
万城目さんは言ってました
読んでくれてありがとう
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湊かなえ、村上春樹、東野圭吾
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「映画を観たから」というのが
多かったんだって
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最近の学生さんはあまり本を
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万城目さんは湊かなえさんの「告白」は
読んだそうです
そしてその感想は
「これで死なんやろ」
だって

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創作についての貴重なお話を
いろいろ語って下さいました
万城目さんの作品は
鹿が喋ったり、鬼が出てきたり
ちょっと不思議で
でもそれが違和感なくてリアリティがあって
エンターティンメントとして面白いのですが
それは面白いことを書こうとして書いているわけではなく
万城目さんは関西出身なので
面白くないことを言っている時の
周りの空気に耐えられない、というところから始まって
ちんたらした文章で
読んでもらえるとは思えないという
そういう“恐怖”みたいなところから書いているそうです
「鴨川ホルモー」は京都
「鹿男あをによし」は奈良
「プリンセス・トヨトミ」は大阪
と関西を舞台にした作品が多いのですが
関西弁は読み言葉としては読みづらく
関西弁で書くと面白くないので
基本的に
関西弁では書かないようにしているそうです
関西弁で書くのなら面白い場面より
切ない場面の方が適しているとも
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鴨川ホルモーは映画化
鹿男あをによしはドラマ化されていて
どちらも鑑賞して
それぞれ面白かったけれど
やはり私は原作の本の方が良かったです

「鴨川ホルモー」は
大学のサークル内での
ひとりのもてる女の子をめぐる
醜い男のいざこざを書きたかった、
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「ホルモー」という
謎の競技を4つの大学が行なう、という話なのですが
その4つの大学は
京大、立命館、京都産業大学、龍谷大学で
その4つの大学になったのには
深い意味は全くなくて
東西南北に位置する大学から
グーグルマップで選んだだけだと
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